saiwajiのブログ

これから尼僧の思いを気ままに書いていきますよろしくお付きあいください

桜🌸がひらひらと散る

「明日あると思う心のあだ桜

夜半に嵐の吹かぬものかは」 

これは親鸞聖人が、僧侶になる式(得度とくど)を夜も遅いから明日に延ばそうと言われた後の天台座主になられた慈鎮和尚の前で読まれたと言うあだ桜の句と言われます。土曜日曜と花見日和でしたが、今日は気温も低く雨も降り散り始めました。昨日今日と物事は変化しているのですね。無常の世であることを桜からも教えてもらっています。諸行無常の世であるから、今を大切に生きたいものです。