今日は気温が一気に下がり真冬の寒さでおまけに冷たい☔になっています。通勤通学の方はさぞかしご苦労なさってる事でしょう。御察し申しあげます。🎵春なのに…という感じです。でも雨が必要な所もあるんですよね。人は勝手に☔が降らないなら降らないと不平を言い、降ったら降ったでひどくならないかな、帰り道にはやまないかなとか、常に満足できない、愚痴の存在ではないかと思います。仏教的に言えば、煩悩のなすところと言ったところでしょうか。他の生き物は季節気候に精一杯合わせて生きているなと感じます。地上、水中共に命をかけてその時を生きてるんじやないでしょうか。見習いたいものです。

オカメインコ

の経(きょう)ちゃんです。

仏説阿弥陀経に極楽浄土にはいろんな鳥がいると説かれています。その中でオウムも出てきます。オカメはオカメインコの名前で知られてますがオウムの仲間なのです。頭の冠毛がそのしるしらしいですが、うちの経ちゃんはおしゃべりはできません。その代わり淋しがりやで、散歩が大好きです。御経を真似てもらおうと頑張りましたがダメでした。他の鳥の鳴きまねでもと思い少しずつ増やしたつもりが今では小さな小鳥も含め20羽になっています。この世で極楽浄土を想おうとお世話しているのですが、しゃば世間を強く思わされている毎日です。気候もよくなり活動的になって来ました。鳥さんたちと共に今日も生きています。

｢明日あると思う心のあだ桜

夜半に嵐の吹かぬものかは｣　

これは親鸞聖人が、僧侶になる式(得度とくど)を夜も遅いから明日に延ばそうと言われた後の天台座主になられた慈鎮和尚の前で読まれたと言うあだ桜の句と言われます。土曜日曜と花見日和でしたが、今日は気温も低く雨も降り散り始めました。昨日今日と物事は変化しているのですね。無常の世であることを桜からも教えてもらっています。諸行無常の世であるから、今を大切に生きたいものです。